髪質改善=ダメージの修復ではない
こんにちは、ラズリの九野です。
昨今の髪質改善ブームの影響で、髪質改善の定義が曖昧になってしまい、
ワードだけが独り歩きしている現状にとても危機感を感じている今日この頃です。。。
「髪質改善てトリートメントでしょ?」
「傷んだところがキレイになって、クセがおさまるって聞きました」
本当にいろんな解釈をされている方が大勢いらっしゃいます。
今回お伝えしたいのは、髪質改善で傷んだ髪は直せないということ。
詳しく解説していきます。
髪質改善の本質
そもそも髪質改善とは、
その名の通り、髪の質感を改善して扱いやすくすることです。
けして、傷んでしまった髪の修復が目的ではないんです。
SNSを開けば、ツヤツヤな髪の動画や画像が次々に流れてきますよね。
実際にハイダメージの髪をキレイに、ツヤツヤにしている場合もたくさんあります。
しかしながら、傷んでしまったダメージがなくなっているワケではないということを忘れてはいけません。
トリートメントや処理剤を使って、ダメージした部分に栄養を補い、
擬似的に修復しているんですね。
つまり、「傷んだら髪質改善をすればいい」という考え方はNGということになります。
ホームケアこそ髪質改善の基本
美容室に行って、縮毛矯正やトリートメントするだけが髪質改善ではありません。
ホームケアを毎日おこなうことで、髪質は大きく変化します。
例えばシャンプー。
シャンプーは髪への浸透率が非常に高く、栄養素も豊富に含まれています。
髪に合ったシャンプーを毎日使えば、数週間後には髪の状態が変化しているはずです。
その他にも、トリートメント、アウトバス(洗い流さないトリートメント)、頭皮用ローションなど、様々なアイテムでホームケアを続ければ、髪質は変化していきます。
そのホームケアの基盤と合わせて、美容室の髪質改善メニューをおこなえば
理想の髪への近道となります。
カットも髪質改善
意外に見落とされがちなのですが、カットも髪質改善と考えることができます。
跳ねやすい部分をおさまりやすくする、毛量を減らしてボリュームを抑える、
小顔に見えるようにするなど、薬剤に一切頼らず髪を扱いやすくするという点では、
究極の髪質改善と言えるかもしれません。
まとめ
現在の髪質改善の解釈は人によって様々になっています。
髪質改善の本質は髪を扱いやすくすることにあります。
けして、傷んだ髪が元通りになるということではないので注意しましょう。
日々のホームケアやカットも髪質改善の一部です。
怠らず続けることで、美しく扱いやすい髪へと変化していきますので、
まずはそこから始めてみるのもオススメです。
ラズリは和歌山県和歌山市で
エイジングケア、髪質改善に力を入れている、
大人女性のための美容室です。
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